2005-03-10 第162回国会 衆議院 本会議 第10号
(拍手) さて、ことし二〇〇五年は、平和主義者で天才物理学者でもあるアルベルト・アインシュタインを思い起こす重要な年です。アインシュタインが特殊相対性理論をまとめて完成させたのが一九〇五年であり、その百周年に当たります。 注目すべきは、アインシュタインが、貧しい家庭に育ちながらも、羅針盤との出会いから科学の世界へと没頭し、特殊相対性理論を確立したことです。
(拍手) さて、ことし二〇〇五年は、平和主義者で天才物理学者でもあるアルベルト・アインシュタインを思い起こす重要な年です。アインシュタインが特殊相対性理論をまとめて完成させたのが一九〇五年であり、その百周年に当たります。 注目すべきは、アインシュタインが、貧しい家庭に育ちながらも、羅針盤との出会いから科学の世界へと没頭し、特殊相対性理論を確立したことです。
まず、申し上げますが、あの天才物理学者、アルバート・アインシュタイン博士が、大正十一年に初めて我が国を訪れました際に、感動しまして、手記でこういう言葉を残しております。 近代日本の発達ほど世界を驚かしたものはない。世界は進むだけ進んでその間、幾度も闘争が繰り返され、最後に闘争に疲れるときが来るだろう。そのとき、人類はまことの平和を求めて、世界の盟主をあげねばならぬ時が来るに違いない。